自然と親しむ会 4月例会
【令和4年4月25日(月)実施】
2年以上に及ぶコロナ禍の中、「自然と親しむ会」も極めて慎重に対応してきた。当サークルは主として野外活動にて基本的には継続実施の方針で臨んできたが、感染が激しい時は中止、目的地も極力近場とし電車・バス等は使わない、年2回の懇親会(新年会・暑気払い)は中止、等々。そんな中、快晴かつ最高気温26度という夏日予報のもと、柏駅及び我孫子駅に参加された会員はなんと18名(男性7名・女性11名)、うち3名は初参加。我孫子駅で連絡幹事挨拶に続いて、本日の案内人・近藤小末さんのコース説明、近藤さんは当会に2年ほど前に入会、なんでもできる有能な方ですが、さすが初めての案内人ということで少々緊張気味、それでも持ち前の流暢な調子で説明。(当会は5,6年前から徐々に女性会員の比率が高まってきたため女性会員にも案内人をお願いしている。)近藤さんのコース説明に続き、初参加の方3名の簡単な自己紹介があり、いよいよスタート。我孫子駅からバス、市役所前で下車し歩行開始、まずは今日一日の無事を祈願して「香取神社」参拝。急傾斜かつ40~50段の石段を上らなけ
ればならないため、「足腰に自身のない方は上らずに下で待っていて下さい」とアドバイスしたにも拘わらず、全員すんなり上り切ってしまいました(いやいや恐れ入りました)。神社横のやや盛り上がった雑木林は古墳跡だと教えられ全員ビックリ、タイムトンネルを抜けしばし古墳時代に酔いしれる!香取神社を後にして、いよいよ本日のメインコース「藤棚」へ。まるで我々を待っていてくれたんじゃないか、と思われるほどのタイミングで藤の花は満開に咲き誇っているではないか、思わず「ラッキー」の声があがる!!
満開の藤の花と藤の花の強い香りを嗅ぎながら、「藤棚」をゆっくり通過。そして藤棚出口からすぐに繋がる手賀沼我孫子遊歩道へ。春というより初夏という今日の強い日差しを浴びながら手賀沼の水面が光っています。そうそう書き忘れましたが、皆さんの今日の服装、長袖・半袖とバラバラ、そんなたわいのないことを話題にしながら足が進んでいきます。水辺には我々を出迎えているように白鳥・カワウなどがのんびり遊んでいる。また歩いていると、傍らの雑木林から突然独特の叫び声が・・・キジである。声からするとすぐ傍にいるのだろうが姿は見えない(「キジも鳴かずば撃たれまい」)。周辺の木々が春の息吹を受け、この時とばかりに成長している姿が目に見える。
何もかも「春」を飲み込み成長している様に見える。大自然の息吹を堪能しながら、ベンチが置かれてある木陰で小休止、そこから再び手賀沼湖畔を見ながら遊歩道を折り返す。このコースは2年前の12月に「手賀沼南ルート散策」と称して歩いたコースだが、季節が変われば全く違う顔と趣き見せてくれる。口々に「自然」のすばらしさ・深さ・偉大さなどを話しながら歩いている内に、昼食場所の「水の館農産物販売所」へ到着。皆それぞれ好みのメニューを注文、お膳にのせられたランチを外の公園の木陰で味わいながら今日一日の感慨を語り合いました!昼食が終わると、この場所に全員集合、案内人・近藤小末さんへ感謝の拍手を送り解散。歩数計を見ると約9,000歩を指していた。そうそう、今日初参加の3名の会員から「非常に楽しかった」という言葉を頂き、3名全員即入会して頂きました。ありがとうございました。解散後は隣の農産物販売所で野菜など買う人、再び我孫子駅まで歩き駅近くの「コビアン」でコーヒーなど飲む人、それぞれでした。 連絡幹事 棚田 貞治