<全体行事>作品展実行委員会
ときわ会は、このコロナ禍をものともせず、昨年と略同等の作品展をパレット柏柏市民ギャラリーで開催(2020年9月16日から19日)し、会員の皆様の絶大なるご協力により成功裏に終了する事が出来ました(来館者延べ335名)。
作品展開催ポスター(柏市民ギャラリー入り口)
作品は油彩画・水彩画・水墨画・写真・はがき絵・パソコン画・俳句・短歌・陶芸など多岐にわたり、作品制作活動グループ(パソコンクラブ、写真クラブ、わかば俳句会、はがき絵の会、パレットクラブ)からは61作品、個人から25作品、わいわいクラブから3種類数点が出展されました。
本稿では、作品展の特集を組むべく、創作者の皆さんに作品に関する解説等簡単なコメントをお寄せ頂き、投稿文を盛り込んだ紙上ギャラリーを企画しました(作品掲載は順不同)。
<パソコンクラブ>
夜空に映える五輪モニュメント
2020年の東京オリンピックに向けて作成しました。今年だからこそ作りたいと思い、お台場に写真を撮りに行きました。今はオリンピックが延期になって残念に思います。(M.H.)
バラの加工
手順としては一度、ワードを立ち上げてから名前を付けて保存します。オートシェイプの図形を挿入して、3-D効果や色々の手順があります。面白いワードの遊びとして作成しました。(K.K.)
<写真クラブ>
優勝を目指して(一宮市)
この場所は2021年東京オリンピック、サーフィン大会会場です。次々に素晴らしい波が来るので、選手はこの波の上で演技を発表します。しかし上位を目指す為には、波の形です。すぐ途切れる波、長続きする波、トンネルになる波、その他、の見分けなどが必要となります。(T.I.)
命中(匝瑳市)
匝瑳(そうさ)市の八重垣神社祇園祭は毎年8月4日、5日に行われている祭りで、コースの途中に水かけポイントが用意されていて、雨のように盛大に振りかける様は圧巻です。子供の水鉄砲は見事に命中しました。(T.I.)
祈願成就
成田山新勝寺火渡り行事に参拝者からの祈願護摩札焚き上げを撮影しました。今年はコロナ禍の早やかの終息と会員皆様方の開運招福と健康を願い展示させて頂きました。(J.H.)
あけぼの山農業公園
昨年10月23日写真サークルの撮影会。カメラは孫のお下がりでキャノンのデジカメ。満開のコスモスを撮りたくて参加しました。前日は大雨と風で花は倒れ、ぬかるんで居ましたが、当日は秋晴れの気持の良い一日でした。(S.T.)
<わかば俳句会>
(K.T.)
(Y.N.)
(S.F.)
(S.F.)
(N.T.)
(G.U.)
(F.M.)
<パレットクラブ>
スイス グリンデルワルト
グリンデルワルトは氷山です。傾斜が急で、険しく、力強くて、心が吸い込まれるようでした。美しいお花がいっぱい咲いていましたので、これを絵に致しました。(T.O.)
カナダ バンフ外壁
ロッキー山脈を仰ぎ見ながら周辺を馬に乗って、土地の風景を楽しみました。中でも思い出は「バンフ外壁」です。外壁が素晴らしく、馬車に乗り見物したことを、懐かしく思い出し、絵に致しました。(T.O.)
本土寺
今回描いた場所は仁王門を潜り参道を進むと前方の高台に建つ仏塔が目につきます。四方紅葉に囲まれた中に建つ塔は一際堂々と見え、楽しく描く事が出来ました。(C.O.)
追憶
アンコールワット観光の帰路、べトナムのホーチミン市に立ち寄りました。(K.N.)
秋色
可憐なコスモスに秋の味覚を添えてみました。(K.N.)
果物
定例会の短時間に描きました。特に葡萄を描くのに苦労しました。(A.M.)
ステンドグラスのスタンド
息子の嫁が作ってくれたスタンドです。絵に描いて残しておきたかったのです。灯りを付けた美しさを表現しました。(A.M.)
静物
描く対象物が多かったので、「対象物の位置関係」「奥行」等、構図の取り方に注意をしました。主題は皿のパンですが、青リンゴの色調も気に入っています。(Y.S.)
お出かけ
何かと会う機会の多い3歳前の孫娘がモデルです。タイムリーでのモデルは無理なので、スマホのアプリを通して毎日送られてくる映像を参考に描きました。孫娘には気に入ってもらえたようでした。(Y.S.)
<個人出展作品>
尾瀬幻想
友人から尾瀬の草原に霜が降りた風景写真を頂き、それをもとに描いた作品です。静寂な感じが描けて私の好きな作品です。(H.I.)
白川郷
写生旅行の写真をもとに描いた作品です。世界遺産の藁ぶき屋根の大きな家をしっかり描いたつもりです。(H.I.)
リューベックの街角
薔薇の季節に訪れたバルト海に面するリューベックは12世紀頃からのハンザ同盟都市、ノーベル文学賞のトーマス・マン、平和賞受賞の政治家も住んでいた古い通りを懐かしい思いで描きました。(S.M.)
オペラハウス横の花壇
バイロイト観光で、世界遺産のオペラハウス(主にワーグナーのオペラを上演)を見学した時、共産圏だったので、花壇の花が原色が多いとの事で、横の方へ回って見た時、ピンクの建物と花壇がきれいだったので描きました。(M.H.)
15世紀の養老院(レストラン)
2016年7月にドイツへ旅行した時に、昼食時のレストランが15世紀頃建てられた養老院との事で、川の上に建てられていて長い年月を経て現代まで残っているのが印象に残りました。(M.H.)
羽黒山五重塔
出羽三山{山形県}の一つの羽黒山の五重塔です。樹齢千年と言われる爺杉に囲まれた長い軒が白鳥のように美しい姿は一度描いてみたい題材の一つでした。荘厳な雰囲気をより一層だすため茶墨で描いたものです。(K.S.)
短歌(十首)
城址公園の北側は家族達の笑顔がはじける公園だが、南側は樹々が繁り土塁と城跡に静もる公園。日が傾ぎ闇が迫ると、枝葉がざわめき、ぞくっとする風が吹く。そう!幾世紀もの戦の死者の想い残した魄たちの時間なのだ。(H.A.)
俳句(三首)
それぞれの作句のモチーフは、右から順に、野火(早春の野焼きの火)、今年一月に誕生した孫、そして、私が加入している混声合唱団フレンドリーシンガーズの面面です。(H.N.)
岬の風景(ちぎり絵)
夫の介護の毎日にどこかに行きたいなー。そんな時、引き出しに入っていた海の写真。それをモチーフに海を思い描きながら貼りました。私の気持ちとは裏腹に、妙に明るい作品になってしまいましたが。(T.O.)
葉錦(写真)
毎年秋が深まる11月下旬になると麗澤学園に紅葉を見に行く。学園創立者の「廣池千九郎記念館」周辺の紅葉は特に見事である。写真は昨年の秋に撮影した一枚で紅葉のグラデーションと幹の黒が印象的であった。(H.M.)
宇宙(書)
甲骨文字で宇宙と書いた。甲骨文字は古代中国の殷(いん)で占いに使った亀甲や獣骨に刻まれた文字である。太筆ペンで墨汁を使って書いてみた。文字のかすれ具合の表現に苦労した一作である。(H.M.)
皿(陶器)
長方形の皿は手作りで灰釉(はいぐすり)を掛けて雑草の花を描きました。陶芸の先生は益子で勉強なさったので素朴な焼物が主流で、ある日教室に友達と二人だけの時、私は皿に、友達は茶碗にそれぞれ花を描き、ソーッと焼棚に置いてきた思い出の皿です。(I.S.)
皿(陶器)
丸皿はロクロを始めて二作目の皿です。織部を掛けてその上から黒の釉薬(ゆうやく)を掛けて焼きました。お気に入りの皿ですが持つととても重いのが残念です。(I.S.)
A. Tシャツ(ぶどう)
B. バッグ(すかし百合)
C. バッグ(セゴビア アルカサル風景)
欧米で家具等に描いたアクリルカラーペイントを布に、旅行の写真や夫が描いた植物画やイラストを写します。黒地は先に白で下塗りするので細かく面倒、乾かしながら色を重ね塗りします。Tシャツは洗濯可(ネット使用)。ユニクロや100円ショップの無地物に描いて一品物に変身です(以上A.B.C)。(S.Y.)
小物入れ と かごバッグ (H.T.)
クラフト細工(わいわいクラブ)