<全体行事> ボランティア部会(大塚 繁)
2005年春から回収の呼び掛けを始めて、同年8月に第1回目の19.5Kgを斡旋
業者一般社団法人環公害防止連絡協議会(以下環公害協)へ送って以来、今年の
5月、13年目にして漸く回収目標800Kgを達成するに至りました。この間、会員の
皆様の熱心で弛まぬご協力を戴き、担当(関係)者の一人として有難く厚く御礼申し
上げます。
この活動のそもそもの切っ掛けは、現副代表世話人の大久保 富江さんが、松戸で
ボランテア活動をしていた知人が行っていたプルトップ収集を辞めざるを得なくなった
とのことで、それまでに集めたプルトップ約2Kgを預かり、その引き継ぎを依頼された
ものでした。800Kg(ドラム缶約1本分)を集めると車椅子1台が得られるとの事から、
ボランテア活動の一環として収集を引き受け開始しました。しかし1個2g程度の物ゆ
えに800Kgの目標は高くて遠いものでした。2013年迄約8年間、愚直なまでに続け
ても目標の34%程度(約270Kg)の達成率でした。
2014年になり、ボランテア部会新部会長河野さんの一念発起で「アルミ缶本体を
集めよう!」の提案が出され了承されました。河野さん本人が自宅から大津川縁の
ウォーキングコースでの空き缶拾いや、ときわ会諸行事から出る空き缶の収集など
を会員皆様の協力を得ながら精力的に始められました。当時新人の酒井一男さんも
積極的に協力されて「こんぶくろ池を守る会」等、他団体、友人知人に呼びかけたり
して、それが大きな後押しとなって回収が加速しました。当初は河野さん宅の庭、次に
輝陽園の裏庭でと、場所を変えて金槌で丹念に(輸送費削減の為)潰しました。
この騒音に近所から苦情が出ましたので、酒井さんが高田の貯水池工事現場の広い
空地を探して来ました。この空地での缶の潰しには河野さんの自家用車を使わせて頂
きました。足などで大方踏み潰した約300個から400個の缶の山を更にタイヤで踏み
潰し、段ボールに詰めて指定のヤマト便に持ち込みました。
こうした活動を約3年間 2、3人で続けて漸く目標に到達し、今年5月に環公害
連協から目標満了の通知を頂きました。その後7月には同協から車椅子本体【カワム
ラサイクル製KA202SB?40(42)】とアルミ資源回収運動参加への感謝状が送ら
れて来ました。
ボランテア部会では目標達成が近づいた3月の頃から車椅子の受取りと寄贈先の
検討を始めていました。寄贈先はときわ会と関りの深い輝陽園に決まり、9月末の贈
呈式に至りました。
車椅子の贈呈式
贈られた車椅子
贈呈式で記念撮影
柏市民新聞に掲載された記事
こうして第1回車椅子の贈呈は完了しました。ボランテア部会としてアルミ缶・プル
トップの収集活動を継続しますが、今後は環公害協との関りを離れて、ときわ会独自の
活動に変更し、アルミを直接非鉄回収業者へ売却、より効率的に車椅子を調達するこ
とにしましたので、今後とも引き続きアルミ缶・プルトップ収集に一層のご協力をお願い
いたします。